電気温水器を選ぶときのポイント
電気温水器は、アフターフォローが万全のメーカーの製品を利用することが一番のポイントです。また、性能や容量の高さにも注目しましょう。
電気温水器を選ぶ際の疑問にお答え
容量はどのくらいがベスト?
家族4人程度であれば300リットル~500リットルあれば十分です。容量が少ないものよりも多いもののほうがエコです。
一戸建てにはどのタイプがおすすめ?
お風呂の自動湯はりやさし湯、追い炊きができる「フルオートタイプ」のものがおすすめです。
価格はどのくらいが相場?
50万円から60万円程度のクラスが相場です。容量やメーカーによっても価格帯は異なります。
エコキュートと比べてお得でしょうか?
ランニングコストはエコキュートに軍配が上がりますが、温水器本体の価格は電気温水器のほうが圧倒的に安いです。
災害の時に心強いって本当?
災害時にはタンクに入っている水が飲料水として使えますので、ストックに困ることはありません。
ガスの費用を節約できる
月々のガスの料金が高くなっている事に気づき、節約のためにガスの使用量を減らそうかと迷っている時に、電気でお湯を沸かせる電気温水器は役に立ちます。オール電化住宅を目指している方々にもおすすめで、ガスを使わずにお風呂を沸かす事ができて、温度の調整を簡単に済ませられるところも電気温水器を導入する大きな利点です。電気を深夜に使う事によって電気代が安くなる地域も多く、深夜電気代が安い地域ほど電気温水器を使用するメリットを大きく感じられます。ヒーターがタンク内の上層と下層に組み込まれていて、お湯が不足してきた時には上層部のヒーターで追加でお湯を沸かす事ができる、お湯が不足しないか心配せずに使える便利さも魅力です。
自宅の規模に合う機器を選ぶ
電気温水器にはサイズがいくつも用意されており、大家族向けだけでなく一人暮らし向けの製品もあるので、まずは電気温水器の違いを比べる事を推奨します。家族の人数が少ない場合には小型の電気温水器を選んだ方が、費用を節約できる可能性もあるので機器の違いを最初に確認してください。機器を設置するスペースを用意できるか調べる事も重要で、メーカーに見積もりを依頼する際には、どこに設置するのかスタッフと話し合いながら決める事もできます。
設置をした後の準備
自宅に電気温水器を設置できた後にも準備は必要で、設定を変えておかなければ十分な省エネ効果を実感できない場合もあります。リモコンなどを使ってお湯を沸かす時間帯を調整する事でも、深夜電気代の安さを活用して月々の光熱費を大幅に削減する事が可能です。デフォルトでは深夜電気代を活用しない設定ができていない機種もあるので、説明書を読むかスタッフからの説明を聞きながら、電気温水器の設定を一つずつ変更してください。
事前に見積もり金額を確認しよう