ミニ四駆のギヤの種類 | 超速ギヤの取り付け
ミニ四駆の改造において、ギヤの選択は重要です。
私は子供の頃、ギヤに無茶な改造(スパーギヤに穴を多くあけ軽量化など)やギヤ比の合わないセッティングをして、何度もギヤを割ったりしていました…今覚えば電池より消費していたかもしれません^^;
モーターとギヤの組み合わせをしっかり考えミニ四駆に合ったセッティングをしていきましょう!
ミニ四駆のギヤの種類・ギヤ比 | 超速ギヤの取り付け
ミニ四駆のギヤの種類
ミニ四駆には様々な種類のギヤがあります。
カウンターギヤ、スパーギヤ、クラウンギヤ、ピニオンギヤ…
これらのギヤとモーターの組み合わせはミニ四駆の走りに直接関わっていきます。
以下、簡単に各ギヤの説明です。
モーターの回転をタイヤに伝える中継ギヤ。ギヤ比が様々決まっていて、主にスパーギヤとセットで使います。モーターに近い位置にあるギヤです。
カウンターギヤの次にモーターの回転をミニ四駆全体に伝えるギヤ。最終減速を行います。タイヤに近い位置にあるギヤです。
前輪へ駆動を伝えるためのギアです。シャーシへの接触部分があるためグリス等のメンテナンスが大切となります。前輪、後輪についているギヤです。
モーター軸に取り付け、カウンターギヤに回転を伝える為のギヤ。モーターに直接付けるギヤです。
ギヤ比とは
ミニ四駆のギヤには、[ギヤ比]というものがあります。
例えば、[カウンターギヤ:スパーギヤ]のギヤ比が[5:1]であれば、モーターが5回転に対し、タイヤが1回転します。
カウンターギヤの数値が小さくなるほど回転数が上がりトルクが下がります。逆にカウンターギヤの数値が大きくなるほどトルクが上がって回転数が下がります。
前者は最高速度が速く、後者はトルクが上がるのでスタートダッシュや立体のコースなどで威力を発揮します。
超速ギヤを取り付けてみる
さて、ミニ四駆のギヤには様々な種類のものがありますが、現在多く使われているのは
「超速ギヤ」と呼ばれるものです。
今回は前回作成したブラックセイバーに、こちらの「超速ギヤーセット」を取り付けていきたいと思います▼
ギア比は[3.5:1]と小さく、まさに高速専用のギアです。
トルクのあるモーターと組み合わせると良いでしょう。
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グレードアップ No.132 GP.132 超速ギヤー 15132 タミヤ |
今回はトルクチューンモーター+超速ギヤの組み合わせです。
SUPER1シャーシに取り付けます。
今までのギヤはギア比は[4:1]の[ハイスピードギヤ]だったので、スパーギヤの比率が0.5小さくなったことになります。
早速ギヤをミニ四駆に慣らします。
ギヤを変えると回転音も全然変わりますね^^;
変更前は[ジャー]という音でしたが、超速ギヤは[シャー]といったシャープな音がします。
ギヤの慣らしが終わり、ボディをつけて完成です。
ギヤによって走りも全然変わってきますので、色々な組み合わせを試して最速を目指しましょう^^