ミニ四駆のリアローラーのセッティング
ミニ四駆においてコースアウトしないための重要な要素であるローラーのセッティング。今日はその中でも”リアローラー”のセッティングについてお話したいと思います!
ミニ四駆のリアローラーのセッティング
一般的なリアローラーのセッティング
コースで見られるマシンのほとんどが上段に2個、下段に2個の計4個が装備されています。
更に4個のローラーを、FRPプレート等を用いて大会ルール(レギュレーション)にある”ローラー幅105mm”ギリギリまで広げています。
ローラーの選び方
コースによって左右されるので一概に”このローラーがいい!”とは言えませんが、トップレーサー達のマシンを見ていると”ベアリングローラー・大き目のサイズ・プラリング付き・アルミ製”ローラーがよく使用されています!
例:17mmプラリング付アルミベアリングローラー、19mmオールアルミベアリングローラー…等。
それぞれの理由について調べてみると…
これはキット等に付属しているプラスチック製のローラーに比べて良く回転し、コーナーでの速度上昇が望めるため。
17mmや19mmの大きいサイズのローラーはコースのつなぎ目(コース一枚一枚のつなぎ目の段差)に強く、より安定した走行が期待できるため。
プラリングは他の素材(プラスチック製やゴム製)に比べて摩擦係数が低く、コーナーで減速しにくくなります。
アルミ製のローラーは重量が軽いためローラーが回転しやすくなるため。
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グレードアップパーツシリーズ No.426 GP.426 19mm プラリング付きアルミベアリングローラー (ディッシュタイプ) 15426 タミヤ |
上記は主に立体コースにおいてよく使用されるリアローラーになります。
アップダウンのないフラットコースの場合、830ベアリングや9mmボールベアリング等の小さいサイズのローラーがよく使用されています^^
リアローラーの位置について
上下二段に装着するのが一般的で、それぞれ
…の形が多くみられます。
ローラーの高さは少し変更するだけでマシンの挙動が変わってくるので試走を重ねて調整する必要があります。
ミニ四駆のリアローラーはフロントのローラーに比べ軽視されがちな部分ですが、ローラーの種類や高さの変更によってコースクリアの確率が変わってきます!
実際、高さはそのままにリアローラーを変更しただけで全然クリア出来なかったレーンチェンジがクリア出来るようになりました!(*・ω・)ノ
様々なローラーや位置の変更を試してみることをおすすめします♪^^