ミニ四駆のワンウェイホイールの効果
最近は使用している人をあまり見かけませんが、ワンウェイホイールを覚えていますでしょうか^^;
その昔スーパー1のシャーシが主流だった時代、多くのレーサーたちがこのホイールをつけてコーナー対策をしていました。ホイールの中では珍しくパーツを組み立て、内部にギヤを入れるなかなかメカニック要素の含まれたホイールです。
今回は、昔大流行した「ワンウェイホイール」の効果とその有効性についてまとめてみたいと思います。
ミニ四駆のワンウェイホイールの効果・有効性
ワンウェイホイールの効果
ワンウェイホイールとは、中に2個のピニオンギヤ(モーターの先につけるギア)を内蔵した特殊なホイールです。
コーナリング時に内部ギヤで外側のタイヤを空転させ、内輪差によるブレーキ効果を減少させるものです。このおかげでコーナーでの減速を防ぎつつ、安定してコーナーを回ることができるようになります。
ただ、ノーマルに対して重いホイールとなっているので全体的なスピードは遅くなります。
ワンウェイホイールは使えるのか
このホイールの一般的な意見をまとめると、
ミニ四駆のようにステアリングがない場合、ワンウェイホイールの空転の有効性は疑問ですし、現在は摩擦の少ないタイヤを使用して滑らせることでコーナーでの減速を防ぐ方法が主流になっています。
2次ブーム世代としてはちょっと寂しいですが、速い人で使用しているのはあまり見かけませんね^^;コースアウト対策などはローラー等に任せ、ホイールはスピード重視で選んだほうが無難かもしれません。
では、ワンウェイホイールは全く使えないのでしょうか?
全体の印象だけ見ると、購入するほどのものではないように見えますが、「いやいや、使えないことはないよ」という意見もあるようです▼
コースやモーター、その他のパーツとの兼ね合いもあるので何ともいえませんが、組み合わせ次第では結構効果的に使えるのかもしれません。
グレードアップ No.120 GP.120 ナローワンウェイホイールセット 15120
ミニ四駆も日々進化していて「昔の常識が今の非常識」だったりしますから、あまり理屈だけをあてにせず、とにかく実験を繰り返してみることが大切ですね^^;